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名古屋アイクリニック

ご挨拶

MESSAGE

COVID-19によって変わる医療の未来とは

中村友昭
院 長
中村友昭

2020年は、やはり世界中が新型コロナウイルスCOVID-19に振り回された一年ではなかったかと思います。今後しばらくはこの状況が続くと思われますが、気を緩めることなく、感染対策はしていかねばと考えております。
さて、この忌まわしいウイルスですが、世界のあらゆることに対し、急速に変化をもたらせたという点においてはプラスであったとも言えます。ともすれば、新しいチャレンジに対しては必ず反対する意見も出て、結局のところ先に進まないということはよくあります。しかし、この状況下では、反対する者も「やむを得ない」ということで同意せざるを得ないわけです。結局のところ改革を推進することができ、新しい良いシステムが出来上がっていくことが期待できます。例えばデジタル化もそうですし、脱炭素社会もそうです。世の中のあらゆることが、より良い方向へ向かって進んでいける。そのようにして、今までより便利で優しい世界が実現できるのかもしれません。我々眼科医療においてはCOVID-19によって何かが変わったということはあまり感じられませんでしたが、オンライン診療など、今後新しい診療システムが構築されていくかもしれません。
ところで、名古屋アイクリニックは2021年末を目途に、向かいの敷地に建築中の建物の2階へ引越す予定です。ワンフロアで業務が行えるメリットは大きく、思い切って引越します。開院20年を機に移るので、所謂「式年遷宮」です。これにより日本一smartな医院にすべく、IT化等どんどん推し進めていく予定です。いつまでも進化し続ける医院でありたいと思っておりますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

中村友昭

院 長
中村友昭

手術実績

OPERATION VOLUME

2018年 2019年 2020年
屈折矯正 744 961 1,028
白内障
(単焦点眼内レンズ)
1,404 1,525 1,416
白内障
(多焦点眼内レンズ)
237 308 302
合計 2,385 2,794 2,746

スタッフ

STAFF

院 長 中村友昭
副院長 吉田陽子
医 師 水野泰子
非常勤医師 小島隆司
(慶応義塾大学 医学部 眼科学教室)
長谷川亜里
(JCHO中京病院 眼科)
金子京華
看護師 5名(2021年8月現在)
視能訓練士 10名(2021年8月現在)

最新情報・
研究トピックス

TOPICS

円錐角膜治療

円錐角膜のパラダイムチェンジとKKIの開発
角膜クロスリンキングの登場から17年、円錐角膜進行予防の標準治療として全世界に広まりました。そして、円錐角膜治療にパラダイムチェンジが起こり、円錐角膜は経過を見るしかない病気から、進行を止めることが出来る病気、重症化することを防ぐことが出来る病気へと変化しました。これによって円錐角膜の早期診断は特に重要視されるようになったわけです。これまで、東海地区の開業医の先生方から円錐角膜患者さんを多く紹介いただき、その患者さんの背景を解析してみると、眼鏡で見づらくなった時点での紹介が多い状況でした。眼鏡で見えづらくなってからでは、ハードコンタクトレンズが必要な状況まで進行しているため、もっと早く紹介いただいていたらと思いました。開業医の先生からは、紹介する際の分かりやすい指標のようなものがほしいという要望があり、どこにでもあるオートケラトメータに注目して、オートケラトメータに搭載できる円錐角膜のリスク評価の数値(Keratometer Keratoconus Index, KKI)を開発しました。この指標によって感度、特異度ともに80%以上の確率で初期円錐角膜を検知することが可能になりました(Kojima T. et al. Am J Ophthalmol. 2020)。現在メーカーと市販に向けた最終段階を迎えており、これによってさらに円錐角膜の早期診断がどこでも出来るようになればと思っています。

カスタム角膜クロスリンキング
現在、当院では角膜厚が保たれているほぼ全例に、カスタム角膜クロスリンキングを施行しています。カスタム角膜クロスリンキングは、より角膜が脆弱化している部分に強いクロスリンキング反応を起こさせることで、進行予防だけでなく、角膜の形状を改善させる方法です。Seilerらの報告では、カスタム角膜クロスリンキングでは角膜の不正形状が通常の方法よりも改善できることが示されていましたが、本年我々が報告した研究では、カスタム角膜クロスリンキングは、通常の角膜クロスリンキングと比較して、角膜剛性をより向上させ、かつ円錐角膜特有の角膜の不正形状も改善させることが分かりました。さらに、角膜形状が改善することにより、眼鏡での矯正視力も改善傾向にあることも分かりました (Nishida T. et al. Cornea. 2020)。カスタム角膜クロスリンキングは、これまでの角膜クロスリンキングよりも、さらに一歩進んだ治療法であることが明らかになりました。

カスタム角膜クロスリンキング

コンフォートICL

笑気麻酔は鎮静作用に加えて鎮痛効果を持ち、術中のリラックス効果が期待できます。また呼吸や心臓に負担の少なく、術後は体に残らない安全な麻酔です。副作用の心配も少ないため、患者さんには安心して手術を受けていただくことができます。その他も当院では、種々前後に様々なリラックスできる方法を取り入れています。

コンフォートICL

ICL3000眼達成

2020年には年間で500眼以上の手術を行い、2021年2月、3000眼を達成しました。名古屋アイクリニックの永年に渡るICLに対する取り組みに対し、3000眼達成を機に、米国スターサージカル社より「2003年から2021年までの長期に渡り、日本におけるICLの学術的かつ臨床的な専門知識の向上のために、ハイレベルなICL手術を提供していただきました」という最大の賛辞が書かれた賞状をいただきました。

ICL3000眼達成

PiXL(ピクセル)治療

PiXL治療は円錐角膜治療で使用される角膜クロスリンキングを応用した弱度の近視・遠視に適した矯正治療です。角膜を削らないため安全性が高く、角膜が薄いなどの理由でレーシックやリレックススマイルといったレーザー屈折矯正手術を受けられない方にも施術できます。

PiXL(ピクセル)治療について
PiXL(Photorefractive intrastromal corneal collagen cross-linking)治療は、角膜クロスリンキングを応用した新しい屈折矯正手術です。2003年に角膜クロスリンキングは円錐角膜の進行予防治療として初めて報告されました。角膜クロスリンキングは、角膜のコラーゲンの架橋を増やすことによって角膜の剛性を高くすることが報告されています。またその変化に伴って、角膜が平坦化することも分かっています。PiXLはこの変化を応用して、正常の角膜に対して角膜クロスリンキングを行うことによって近視や遠視を治療する方法です。

自動処方機

全国の薬局で調剤業務のロボット化、自動化が進んでいる中、他院に先駆けて自動処方機を導入しました。眼科クリニックでの導入は国内2例目で、薬局を含め日本では3台目です。内服薬とは違い、導入当初は速度や使い勝手など、上手くいかないこともありましたが、改善を進めて日々作業水準が上がっています。自動処方機は、調剤業務の効率化と、待ち時間短縮による患者さんの利便性の向上に貢献しています。

自動処方機

今後の取り組み

FUTURE PLAN

開院20年を機に、名古屋アイクリニックは2021年・秋に移転いたします。場所は今と変わらず金山駅からのアクセスもよく、通院中の患者さんも迷うことはないと思います。大きく変わる点は、現状2フロアで患者さんの診察・手術を行っていますが、移転後は広い1フロアとなり、患者さんの導線もわかりやすく、今よりもさらに洗練されたクリニックに生まれ変わります。待合室では、芸術作品の展示と心地よい音楽に包まれる空間づくりで、快適に患者さんがくつろげる時間をご提供したいと考えています。また、積極的なデジタル化はもとより、空調管理を強化することによる万全の感染対策を行います。

待ち時間を快適に過ごしていただける工夫を施した待合室
待ち時間を快適に過ごしていただける工夫を施した待合室
(画像はイメージです)

外来担当医

CLINIC SCHEDULE

診察
時間
9:00~12:00
(受付終了時間11:30)
14:00~18:00
(受付終了時間17:30)
その他
診察 1診・2診 1診・2診 手術
小島・吉田 中村 中村・小島
中村・吉田 中村・吉田 -
水野・吉田 中村・水野 中村・吉田
水野 水野
13:00~16:00
(受付終了時間15:30)
-
水野・吉田 中村 中村・吉田・
水野
交代制 8:00~14:00
(受付終了時間13:30)
-