OPHTHALMOLOGY SPECIALIZED FIELDSOPHTHALMOLOGY SPECIALIZED FIELDS

OPHTHALMOLOGY SPECIALIZED
FIELDS
専門分野
屈折矯正

屈折矯正グループは、構成メンバーを見て頂けると分かりますが、角膜・眼表面グループとある程度重複しています。元々、角膜専門医の中村医師が当グループを創始したこともあり、角膜屈折矯正手術に強みがあることも特徴です。当グループでは、近視、乱視、遠視、不正乱視などの屈折矯正を幅広く扱い、臨床及び研究活動を展開しています。近年では円錐角膜の屈折矯正にも力を入れています。エビデンスに基づいた診療をモットーとし、眼鏡やコンタクトレンズ処方などの非手術治療及び様々な手術治療を行っています。

医師 / 顧問

DOCTORS

  • 中村 友昭
    医師
    中村 友昭
  • 吉田 陽子
    医師
    吉田 陽子
  • 森小島 隆司
    医師
    小島 隆司
  • 水野 泰子
    医師
    水野 泰子
  • 長谷川 亜里
    医師
    長谷川 亜里
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2020年
手術実績

OPERATION VOLUME

2018年 2019年 2020年
LASIK 24件 40件 38件
LASEK 23件 22件 38件
ReLEx® SMILE 241件 247件 256件
ICL 256件 451件 514件
PTK 133件 138件 63件
合計 677件 898件 909件

診療内容

CLINICAL SERVICES

屈折矯正グループは名古屋アイクリニックを中心として活動しています。

近視進行治療

近視への介入は成人に対する手術だけでなく、若年者の近視進行予防にも注力しており、低濃度アトロピン点眼やオルソケラトロジーによる治療を行っています。眼軸長も定期的に測定し、近視の進行程度を評価しながら治療に当たっています。

屈折矯正手術

屈折矯正手術としては、レーシック(LASIK)の欠点を改善したリレックススマイル(ReLEx SMILE:Small Incision Lenticule Extraction)、や有水晶体眼内レンズであるICL手術などを行っています。患者さんに合わせてきめ細やかなカウンセリングを行うことも特徴であり、患者さんに合った最適な屈折矯正方法を提案します。

屈折矯正手術 屈折矯正手術

円錐角膜眼への屈折矯正

角膜グループと協力して円錐角膜の屈折矯正に注力しています。特殊コンタクトレンズ、角膜内リング手術、ICLなどを組み合わせて患者さんに快適な屈折矯正方法を提案します。

研究

研究面ではリレックススマイルやICLにおける手術器具の開発、検査技術の改善、手術精度の向上を目指し、明日からの臨床に直結する臨床研究を数多く行っており、その成果を国内外で講演すると共に、論文としても発信しております。
最近は、白内障手術が屈折矯正手術の要素を含んで屈折矯正白内障手術と呼ばれており、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術にも注力しています。様々な多焦点眼内レンズを取り扱い、メーカーの宣伝文句に惑わされることなく、我々の尺度で再評価し客観的なデータに基づいた眼内レンズ選択をするように心がけています。

最新情報・
研究トピックス

TOPICS

新型コロナウイルス感染症の影響は……

2020年は新型コロナウイルス感染症に振り回された1年でしたが、屈折矯正手術に関しては、不思議なことにそれほど影響を受けておらず、手術数は増加する傾向にありました。その要因を考察してみると、
①在宅勤務で休みを取りやすくなった。
②マスク着用が日常化し眼鏡が曇って困る。
③屈折矯正手術に対するネガティブなイメージが 払拭されてきた。
などが考えられます。いずれにせよ、感染対策は万全にし、安全で安心できる治療を心掛けました。

新型コロナウイルス感染症の影響は……

レーザー屈折矯正手術のスタンダードはレーシックからReLEx® SMILEへ

レーザーによる屈折矯正手術はレーシックからSMILEへシフトし、現在9割以上の方がSMILEを希望されています。その理由として、「傷が小さく安心できる」「ドライアイになりにくい」などが挙げられています。結果も良好で、長期に渡り視力が安定し、ドライアイにもほとんどなりません。

術直後の視力の回復はやや遅いものの、術後1ヶ月で良好となり、その後の安定性はレーシックを上回ります。
術直後の視力の回復はやや遅いものの、術後1ヶ月で良好となり、その後の安定性はレーシックを上回ります。

角膜を削らない安全性の高い視力矯正治療ICLの躍進

現在、屈折矯正手術で注目を浴びているのは何といってもICLでしょう。我々は、2003年のJCHO中京病院眼科での臨床治験からICLに関わって参りましたが、開始当初は認知度も低く、レーシックが適応にならない近視が強い方などが妥協して選択していた、という状況が続いておりました。
ただし、その効果は抜群で、満足度も高い治療でした。その後、ICLにも改良が加えられ、より安全性も高まり、着々と適応が拡がりました。何と言っても著名な芸能人がこの手術を受け、自身のSNSで紹介したことで一気に認知度が上がり、多くの方が希望するようになりました。

レーシックが可能な軽度の近視の方も、「取り出せば元に戻せる」ことなどにメリットを感じて、敢えてICLを選択されるほどです。中京グループにおけるICLの実績数も、3000眼を達成し、今後も需要の拡大が期待されます。

角膜を削らない安全性の高い視力矯正治療ICLの躍進

長年に渡るICLに対する取り組みが認められ、手術数3000眼達成を機に、米国スターサージカル社より、「日本におけるICLの学術的かつ臨床的な専門知識の向上のために、ハイレベルなICL手術を提供いただきました」という賛辞が書かれた賞状をいただきました。

弱度の近視・遠視に適した新しい矯正手術PiXL治療

PiXL(Photorefractive intrastromal corneal collagen cross-linking)治療は、円錐角膜治療で使用される角膜クロスリンキングを応用した、弱度の近視・遠視に適した新しい屈折矯正手術です。
角膜クロスリンキングは、角膜のコラーゲンの架橋を増やすことで角膜の剛性を高くしますが、この時角膜は平坦化します。PiXLは、この変化を応用して、正常な角膜に対して角膜クロスリンキングを行い、近視や遠視を矯正する治療法です。
近視では角膜中央、遠視では角膜周辺部に紫外線を照射し、角膜クロスリンキングを行います。紫外線照射部分が硬くなることによって、相対的に他の部分が変化し、近視では中央部が、遠視では周辺部がフラット化して矯正効果を発揮します。

弱度の近視・遠視に適した新しい矯正手術PiXL治療

今後の取り組み

FUTURE PLAN

長年、取り組んだ屈折矯正治療も、レーシックから「ReLEx® SMILE」と「ICL」という2本立てに移行しつつあります。共通点は、快適な視力矯正に加え、高い安全性です。屈折矯正の技術進歩と共に患者さんの意識も高くなって来たように感じます。2021年も、屈折矯正治療を希望される患者さんに、インフォームド・コンセントを徹底し、安全で安心できる治療を行っていきたいと考えております。