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MEDICAL INSTITUTIONS グループにご協力いただいている中核病院 飯田市立病院 眼科

ご挨拶

飯田市は、長野県の最南端に位置し、東に南アルプスの山々が広がり、中央に天竜川が流れる自然に恵まれた南信州を代表する都市です。名古屋からは自動車で中央自動車道を使い1時間半程度でアクセスできます。近い将来にはリニア中央新幹線の開通にともない新たな駅が設置される街として注目され、開通後には名古屋の通勤圏内に入ることが期待されます。
飯田市立病院は、南アルプスを望む見晴らしの良い高台に位置し、飯田市および周辺地域を含む人口約20万人の医療圏を持つ南信地域の中核病院です。「私たちは、地域の皆さんの健康を支え、信頼される医療を実践します。」を医療の基本理念に掲げ、地域の皆様から信頼され、親しまれる病院をめざしています。

眼 科

2010年から中京グループの医師が常勤医として所属し、現在では常勤3名、非常勤2名の医師が白内障治療を中心に網膜硝子体疾患、緑内障、眼形成など様々な眼疾患の診療にあたっています。
南信地域では、難治性白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術を行うことができる施設が限られている実情もあります。各種の手術を行う環境が整備された飯田市立病院眼科は、スタッフ全員が当地域における眼科診療「最後の砦」という共通認識を持ち、日々の対応に努めています。

スタッフ

医師
DOCTOR

  • 部長森 俊男

    日本眼科学会認定 眼科専門医

    山梨医科大学(現・山梨大学 医学部)2005年 卒業

    専門領域
    網膜硝子体、白内障、緑内障
    非常勤
    中京眼科、佐藤裕也眼科医院

    日本眼科学会、日本眼科手術学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会
    ICL認定医、中国・大連非常勤医許可取得

  • 野口 魁斗

    日本眼科学会認定 眼科専門医

    名古屋大学 医学部 2018年 卒業

    専門領域
    眼形成・涙道、白内障
    非常勤
    JCHO中京病院 眼科、亀山市立医療センター 眼科

    日本眼科学会、日本眼科手術学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本涙道・涙液学会
    日本眼形成再建外科学会

  • 吉岡 和樹

    山梨大学 医学部 2017年 卒業

    専門領域
    白内障、網膜硝子体
    非常勤
    浅間南麓こもろ医療センター 眼科

    日本眼科学会、日本眼科手術学会、日本白内障屈折矯正手術学会

非常勤医師
大鹿太郎(JCHO中京病院 眼科)・
信州大学 医師

視能訓練士
CERTIFIED ORTHOPTIST

5名

分野紹介

当院眼科は南信地域の中核病院として重責を担っていることから、各分野において最新の知見や技術を取り入れ幅広い症例に対応できる体制を整えています。

  • 白内障
    分野
    通常の白内障手術に限らず多焦点眼内レンズなどのプレミアムレンズも採用しています。また、散瞳不良眼・成熟白内障・チン小帯脆弱眼など合併症が起きやすい難症例に対しても、硝子体の術者が即時に対応できる体制を整えています。
  • 網膜硝子体
    分野
    中京グループ最大の特色である眼内視鏡も駆使し精度の高い手術を心がけ、網膜剥離・硝子体出血・増殖糖尿病網膜症・眼内レンズ強膜内固定など幅広く対応しています。
  • 緑内障
    分野
    新しい手術デバイス(iStent、谷戸式マイクロフック、プリザーフロ)を積極的に導入しながらも、症例に応じてトラベクトームやエクスプレス手術などを使い分け、難治性の血管新生緑内障では、硝子体手術を併施してアーメドバルブ手術も行っています。
  • 眼形成
    分野
    眼瞼下垂や内反症の手術を中心に、霰粒腫など炎症性腫瘤に対しての手術も行っております。また、涙道閉塞などの疾患に対しては、涙道内視鏡を用いた涙道再建術を行っております。

手術実績

2021年 2022年 2023年
白内障 589 眼 600 眼 776 眼
網膜硝子体 178 眼 176 眼 270 眼
緑内障 73 眼 78 眼 107 眼
角結膜 17 眼 25 眼 44 眼
眼形成・涙道 3 眼 2 眼 19 眼

トピックス

当院眼科では2021年に県内初となるデジタル手術顕微鏡ARTEVO®800(Carl Zeiss)を導入しました。55インチモニターに映し出される4Kの高画質映像を見ながら行うHeads-up Surgeryが特徴で、特にデジタルに慣れ親しんでいる世代の若手医師からは注目を集めています。また、顕微鏡の鏡筒を覗いて行う従来の方法との切り替えも可能なハイブリットの形式をとり、症例や術者など状況に応じて使い分けることができます。
デジタル顕微鏡は従来型の顕微鏡に比べ光量を抑えられることにより光暴露が少なく、患者さんが感じる眩しさも軽減されます。さらに、映像加工により色や輪郭を強調させることで視認性が向上し、手術精度を高めることが期待できます。
手術映像は顕微鏡本体に直接保存されるため、術後も即時に手術映像を確認することができ、手術教育にも有用です。従来の顕微鏡のように録画した映像のピントやセンタリングがずれる心配もありません。USBメモリー等を介して自身のPCに取り込むことによって、手術の振り返りや研究に活用でき、学会発表や勉強会などで高画質な映像を供覧することも可能です。
最近では、Web配信システムを利用したオンラインによる手術への応用も試みています。

外来担当

午前 午後
吉岡 / 野口
野口 / 大鹿 小児眼科(予約のみ)
野口 / 森
吉岡 / 森 小児眼科(予約のみ)
森 / 吉岡

病診連携

(飯田市立病院ホームページから引用)

紹介患者さんの初診予約について
飯田市立病院の初診は、紹介状による予約受診を基本としています。紹介状(診療情報提供書)の事前FAXにご協力をお願いします。
1 紹介先診療科・医師名について

診療科目、医師の専門領域等を参考に診療科名・医師名をご指定下さい。

*緊急性の高い当日受診の紹介は、先に、各診療科の医師・救急科医師・当直医師にお電話頂いたうえで診療情報提供書をFAXして下さい。

2 事前FAXによる紹介にご理解と
ご協力をお願いします
  1. 1.紹介状を「地域医療連携係」専用FAXに送信してください。
  2. 2.地域医療連携係より患者さんに、責任をもって予約の連絡をいたします。
  3. 3.予約当日は、初診の患者さんでも診察券、カルテの準備ができております。
  4. 4.受診当日の受付は、「2 ご紹介状をお持ちの方」の窓口で対応いたします。患者情報等の事前確認が終了していますので、短時間で受付業務が終了します。
  5. 5.受付時間は平日の8時30分~17時15分となります。15時以降にご紹介いただいた場合、予約調整のための患者さんへのお電話は翌日扱いとなります。なお、緊急時においては随時対応いたします。
  6. 6.専用の「診療情報提供書」(診療用・画像診断用)を用意しておりますのでご利用ください。(飯田市立病院のホームページからダウンロードできます。飯田市立病院以外の様式による紹介状でも受付可能です。)
  7. 7.ご紹介患者さんの優先的な診療に心がけておりますが、事前FAXがない場合のご紹介は、緊急の場合を除き、長時間お待ちいただくこととなります。診療情報提供書の事前FAXにご理解とご協力をお願いします。
患者紹介専用電話・FAX番号

地域医療連携係 FAX番号 0265-21-1229(直通)
地域医療連携係 電話番号 0265-21-1257(直通)
ご不明な点につきましては地域医療連携係にお問い合わせください。

詳細は飯田市立病院のホームページをご参照ください

飯田市立病院

〒395-8502 長野県飯田市八幡町438番地
TEL.0265-21-1255(代)

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