2010年から中京グループの医師が常勤医として所属し、現在では常勤3名、非常勤2名の医師が白内障治療を中心に網膜硝子体疾患、緑内障、眼形成など様々な眼疾患の診療にあたっています。
南信地域では、難治性白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術を行うことができる施設が限られている実情もあります。各種の手術を行う環境が整備された飯田市立病院眼科は、スタッフ全員が当地域における眼科診療「最後の砦」という共通認識を持ち、日々の対応に努めています。
部長森 俊男
日本眼科学会認定 眼科専門医
山梨医科大学(現・山梨大学 医学部)2005年 卒業
日本眼科学会、日本眼科手術学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会
ICL認定医、中国・大連非常勤医許可取得
野口 魁斗
日本眼科学会認定 眼科専門医
名古屋大学 医学部 2018年 卒業
日本眼科学会、日本眼科手術学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本涙道・涙液学会
日本眼形成再建外科学会
吉岡 和樹
山梨大学 医学部 2017年 卒業
日本眼科学会、日本眼科手術学会、日本白内障屈折矯正手術学会
5名
当院眼科は南信地域の中核病院として重責を担っていることから、各分野において最新の知見や技術を取り入れ幅広い症例に対応できる体制を整えています。
2021年 | 2022年 | 2023年 | |
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白内障 | 589 眼 | 600 眼 | 776 眼 |
網膜硝子体 | 178 眼 | 176 眼 | 270 眼 |
緑内障 | 73 眼 | 78 眼 | 107 眼 |
角結膜 | 17 眼 | 25 眼 | 44 眼 |
眼形成・涙道 | 3 眼 | 2 眼 | 19 眼 |
当院眼科では2021年に県内初となるデジタル手術顕微鏡ARTEVO®800(Carl Zeiss)を導入しました。55インチモニターに映し出される4Kの高画質映像を見ながら行うHeads-up Surgeryが特徴で、特にデジタルに慣れ親しんでいる世代の若手医師からは注目を集めています。また、顕微鏡の鏡筒を覗いて行う従来の方法との切り替えも可能なハイブリットの形式をとり、症例や術者など状況に応じて使い分けることができます。
デジタル顕微鏡は従来型の顕微鏡に比べ光量を抑えられることにより光暴露が少なく、患者さんが感じる眩しさも軽減されます。さらに、映像加工により色や輪郭を強調させることで視認性が向上し、手術精度を高めることが期待できます。
手術映像は顕微鏡本体に直接保存されるため、術後も即時に手術映像を確認することができ、手術教育にも有用です。従来の顕微鏡のように録画した映像のピントやセンタリングがずれる心配もありません。USBメモリー等を介して自身のPCに取り込むことによって、手術の振り返りや研究に活用でき、学会発表や勉強会などで高画質な映像を供覧することも可能です。
最近では、Web配信システムを利用したオンラインによる手術への応用も試みています。
午前 | 午後 | |
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月 | 吉岡 / 野口 | ー |
火 | 野口 / 大鹿 | 小児眼科(予約のみ) |
水 | 野口 / 森 | ー |
木 | 吉岡 / 森 | 小児眼科(予約のみ) |
金 | 森 / 吉岡 | ー |
土 | 休 | 休 |
日 | 休 | 休 |
祝 | 休 | 休 |
診療科目、医師の専門領域等を参考に診療科名・医師名をご指定下さい。
*緊急性の高い当日受診の紹介は、先に、各診療科の医師・救急科医師・当直医師にお電話頂いたうえで診療情報提供書をFAXして下さい。
地域医療連携係 FAX番号 0265-21-1229(直通)
地域医療連携係 電話番号 0265-21-1257(直通)
ご不明な点につきましては地域医療連携係にお問い合わせください。
〒395-8502 長野県飯田市八幡町438番地
TEL.0265-21-1255(代)