レジデントの日々
2022.03.16
中京グループ3年目の城山です。
中京グループでの若手の生活については他の先生たちが詳しく語ってくれているので、僕は個人的に感じる当グループのメリットについてお話ししようと思います。
僕が感じる、若手として中京グループに入るメリットは
つまりは手術が一杯できる、当直が無い、ということですね。
僕たちのグループでは1年目の中頃から白内障手術を部分執刀することが出来ます。豚眼などでしっかりとスキルを向上させていれば、1年目から完投することも十分可能です。グループ施設の中京病院には白内障の器具がラボ用に用意されているため、一週間前までに連絡すればいつでも白内障手術の練習が出来ます。他にも緑内障のMIGSの練習や、HUS(3D顕微鏡)の練習も可能です。
1年目中旬から週に1−2件程度の白内障手術を経験出来、3年目になると勤務先にもよりますがアベレージで週に4−6件、多いと10件近い執刀経験が積めます。
また、自分でしっかり勉強した上であれば白内障だけでなく、その他の術式も積極的に経験させてもらうことが出来ます。
僕は緑内障を専攻としているのですが、すでにMIGSや、濾過手術も執刀させてもらっています。(勿論状態のいい症例を選んで、ですが)
3年目で症例数的にも、術式的にもここまで手術させてもらえるのは愛知県内では他にないと思います。
また、大学病院では救急外来のレジデント当直が当番で回ってくることがありますが、当グループでは眼科待機以外はありません。そのため、ERで研修医から不明熱について相談を受けたり、心電図を読んだりといったストレスから解放されます。当直も無いので夜はしっかり眠れるのでお肌にも優しいです。
中京グループでは、入職して3−4か月は基幹病院である中京病院にて研修があります。まずは眼科検査の基本を、検査の仕組みから実際の患者様で検査するところまでを行い、同時に入院患者を対象に毎日回診時に診察することで、スリットやボンノスコープの使い方に慣れます。
ここである程度のメジャーな疾患に触れ、検査器具にも慣れることで待機の際に呼び出された時にORTさんに頼ることなく検査を行えるようになります。
3−4か月して眼科診療に慣れてくると、週に1〜1.5日の外勤が始まります。初めの勤務先は二診以上の体制のクリニックなので、迷ったら他の医師にその場でコンサルトすることが出来るので心配はありません。
2年目の後期から3年目になると、中京病院から他の病院へ勤務先が移ります。岐阜や一宮、長野県の飯田などいろいろあります。地方に行った場合でも、週に1〜2日は名古屋市内での外勤があるので、土日を合わせて週の半分は名古屋に居られるのであまり地方に行くことに対する不都合は感じづらいかと思います。
地方になればなるほど症例数は増えるので、若手のうちに地方に行ってみるのも良いかもしれません。
ここまで読んでいただきありがとうございました。進路先でお悩みの際には是非一度中京病院へ見学にいらしてください。
当グループで一緒に働ける日が来ることを楽しみにしています。
JCHO中京病院 城山