学 術
2025.10.07
米国・インディアナ大学において2025年9月27日~28日の日程で開催された
The 50th Indiana Fellow alumni meetingに
横山吉美医師(JCHO中京病院 眼科)が参加・登壇しました。
印象記とともにご紹介します。
発表タイトル「Racial differences in biorbital angle in normal children」
<印象記>
2025年9月27日〜28日に、以前留学をしておりました米国インディアナ大学小児眼科・斜視部門のフェローシップ開始50周年の会があり参加させていただきました。当時ご指導いただいた先生や同期の先生と久しぶりにお会いすることができ本当に素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
インディアナ大学の小児眼科・斜視部門は、小児眼科・斜視分野において世界的に有名な施設です。日本からは、私を含め今までのフェロー6 名が参加しました。希望者は自身の研究発表を行うことができ、私は中京病院が代表施設として行っている3施設共同研究(中京病院、Pennsylvania State University,USA、University of Alexandria, Eygypt)のデータから、「Racial differences in biorbital angle in normal children」というタイトルにて発表をさせていただきました。この研究は、留学時代に友人となったフェロー2名との共同研究であるため、この会にて報告できたことは大きな意味があると思っております。
また、来年2026年6月5日〜6日に中京病院を主管校として開催させていただく第82回日本弱視斜視学会総会に、インディアナ大学からDr.Sprungerをお招きして招待講演をしていただく予定となっており、直接お会いしてご挨拶および打ち合わせをすることができました。
そしてこの会に参加して再認識したことは、若い先生方にはチャンスがあればぜひ海外へ行かれるとよいということです。留学に限らず、海外学会での発表でもよいと思います。そこでグローバルな考えや視点に触れ、また文化の違い、行われている医療の違いなどを知り、そして世界に友人をつくることで、その後の医師人生がさらに豊かなものになると思うからです。
この度は貴重な会に参加できたことをとても感謝しております。ありがとうございました。